去る7月15日、筑波大学東京キャンパスにてスポーツ健康システム・マネジメント専攻13期生の主催によるリカレントプログラムが実施されました。
同窓生ならびに修了生、そして専攻教員も参加し、合わせて29名の方々でプログラムを行うことができました。
まず水上専攻長の開会の挨拶を終えて、基調講演には渡部厚一先生をお招きし、「国際的なアンチ・ドーピングの動向」について、全体像から具体的事例まで実践的なご講演をいただきました。
【渡部厚一准教授】 【基調講演の様子】
その後、「2020大会とアンチ・ドーピング、そして地域の健康づくりへ」と題し、
・浅川伸氏((公財)アンチ・ドーピング機構 専務理事・事務局長)
・大塚祥子氏(公認スポーツファーマシスト)
・弓削吏司氏(日本調剤(株)教育情報部長)
の3名をパネリストにお迎えし、渡部先生のファシリテートのもとパネルディスカッションを行いました。
【パネリストの紹介】 【浅川伸氏】
【弓削吏司氏】 【大塚祥子氏】
浅川氏からはアンチ・ドーピングの目標はスポーツ固有の価値を保護することである点、
大塚氏からは、スポーツファーマシストだけではなく、病院薬剤師、DCP(Doping Control Personnel)それぞれの立場、世間からの認識とのギャップ、その中でいかに期待に応えるか、
弓削氏からは患者のための薬局ビジョン、健康サポート機能、地域包括ケアシステム等についてお話をいただきました。
各パネリストからお話いただいた後のディスカッションは、同窓生や修了生だからこそ聴くことのできる貴重な内容となりました。
【パネルディスカッションの様子①】 【パネルディスカッションの様子②】
リカレントプログラム終了後は、懇親会を開催し、修了生の世代を超えた交流を深めました。
【懇親会の様子①】 【懇親会の様子②】
リカレント・プログラムは来年以降も開催されますので、修了後の学び直し、また、修了生同士の交流を図るべく是非また多くのご参加をお待ち申し上げております。